
手続きを進めて事業を売却する計画である
北浜キャピタルパートナーズは先月、北海道と東北エリアに計6ヵ所、合計5.2MWの太陽光発電所を開発すると発表した。同社は建設の前段階までに必要な手続きを完了した発電所事業をEPC事業者に売却することで売却益を得る狙いがあり、2024年10月21日に設立した「北浜PV開発1合同会社」を主体に開発事業を行う。
出資比率は、北浜キャピタルパートナーズが75%、みらいグリーンエナジー合同会社が24%、「北浜PV開発1合同会社」の辻秀弘代表が1%。北浜キャピタルパートナーズの前田武治代表取締役が執行役員を務める。
「北浜PV開発1合同会社」は、太陽光発電事業用候補地の権利関係調査、測量を行い、一般送配電事業者との系統接続契約などを行う。その後、用地を取得、EPC (設計・調達・建設)事業者を選定し、同事業を売却する計画である。
開発予定地ならびに発電容量は以下のとおり。
- 青森県八戸市 1.5MW 3万㎡
- 青森県横浜町 1.5MW 2万6,000㎡
- 青森県三沢市 500kW 7,000㎡
- 北海道石狩市 650kW 8,000㎡
- 新潟県柏崎市 650kW 9,000㎡
- 新潟県柏崎市 403kW 4,000㎡
上記6ヵ所の投資総額は1億7,000万円で、2025年10月に2億3,500万円でのEPC事業者への売却を見込んでいる。