倉元製作所、系統用蓄電所事業に参入、1ヵ所目は2026年4月に運転開始予定

2025年4月18日
異業種からの小規模蓄電所事業への参入が急増している

ガラス基板加工を手がける倉元製作所は4月11日、系統用蓄電所事業への参入を発表した。現在、1ヵ所目となる蓄電所の取得に向けた検討を進めており、2026年4月の運転開始を目指している。

計画によると、2025年8月に2,000〜3,000㎡の事業用地を取得し、同年9月に着工する予定だ。なお、蓄電容量や所在地などの詳細は現時点では明らかになっていない。

倉元製作所は、太陽光発電所の開発実績を持つ永輝商事と提携し、蓄電所の開発、建設、運営を行う方針だ。永輝商事から、用地選定や系統連系手続きなどの開発支援に関するコンサルティングサービスを受ける。電力取引についてはアグリゲーターに委託し、卸電力市場、需給調整市場、容量市場において取引を行う計画だ。

今回の取り組みを通じて、倉元製作所は電力インフラ分野に初めて参入する。同社は、すでにペロブスカイト太陽電池の製造にも着手しており、現在は年間1MWの生産ラインを整備中である。2030年までに年間1GWの量産体制の構築を目指している。将来的には、ペロブスカイト太陽電池と蓄電所事業を組み合わせた事業展開も視野に入れている。

近年、系統用蓄電所事業への異業種からの参入が活性化している。倉元製作所のほかにも、不動産系企業のエー・ディー・ワークス和田興産も同分野に参入している。

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