
(画像:デジタルグリッド)
九州おひさま発電は2025年12月25日、鹿児島県霧島市に保有する高圧太陽光発電所2案件に蓄電池を併設し、FITからFIPへ移行したと、アグリゲーターであるデジタルグリッドが同日発表した。
当該2案件はこれまでFITで運営されてきたが、蓄電池を併設することで発電量が多い時間帯に蓄電し、需要が高まる時間帯に供給可能になる。これにより、FIP移行後は出力制御のリスクを軽減できる見込みである。蓄電池の容量は公表されていないが、今回の2案件はデジタルグリッドにとって蓄電池併設型太陽光発電所の需給管理を担う初の事例となる。
経済産業省のデータによると、本件の「霧島田口第一発電所」(1.74MW/DC、1.5MW/AC)および「霧島田口第二発電所」(1.57MW/DC、1.25MW/AC)は、10kW以上の太陽光発電所に対してFIT価格36円/kWhが適用されていた2013年度に認定を受けた案件だが、FIPへの移行によって新たな認定日は2025年9月1日に更新された。両発電所は2018年10月に運転を開始しており、FIPの契約は2038年9月までとなっている。
九州おひさま発電は、九州を地盤とする総合商社である南国殖産のグループ会社。同グループには再エネ設備のメンテナンスを行う九州エネルギーメンテナンスや、電力取引を行う九州エナジーなども含まれている。
同社は九州エリアにおいて、特別高圧5件、高圧38件、低圧63件、合計149.01MW/ACのFIT/FIP太陽光発電所を保有・運営。加えて、19.6kWの小型風力2件および6MWの特別高圧風力1件の計3件の風力発電所も運営している。