中電と北電など、北海道で最大183MW陸上風力発電事業の環境影響評価手続きを開始

2024年12月29日
周辺地域には、電源開発の陸上風力発電所3ヵ所が
運転中である(画像:電源開発)

中部電力北海道電力カナデビア(旧:日立造船)の3社は12月24日、北海道檜山郡上ノ国町で共同開発中の最大183MWの陸上風力発電事業の「計画段階環境配慮書」を経済産業大臣や地方自治体へ提出した。

同文書によると、「宮越・湯ノ岱風力発電事業」はそれぞれ4.2〜6.1MWの風力タービンを最大30基、導入する計画である。2028年10月頃に着工し、約3年間の工事期間と約半年の試運転期間を経て、2032年春頃に運転を開始する予定である。

同事業は、電源開発が運転中の上ノ国ウインドファーム(出力:28.0MW)や上ノ国第二風力発電所(出力:41.5MW)の陸上風力発電所の周辺で計画されている。また、隣接する江差町には同じく電源開発の江差風力発電所(出力:21.0MW)がある。

この地域の周辺では、その他にもそれぞれ開発段階の異なる陸上風力と洋上風力発電事業が複数計画されている。

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