
リミックスポイントは12月19日、Second Foundation JapanおよびIQgと、系統用蓄電所の開発および運用支援サービスの提供に向けた業務提携を締結したと発表した。
本提携においては、リミックスポイントが保有する蓄電所の電力運用をSecond Foundation Japanが担うほか、リミックスポイントが設計・施工販売などで開発に携わった他社案件を、Second Foundation Japanに紹介する。また、IQgは、蓄電所事業への新規参入または新規開発を希望する顧客に関する情報をリミックスポイントに提供する。
IQgは2024年7月にSecond Foundationから約4.5億円の出資を受け、業務提携を開始。Second Foundationの総代理店としての役割を担っており、蓄電所の新規開発案件に関心を示す企業などをリミックスポイントに紹介する。
3社による提携で、リミックスポイントはこれまでの土地の取得支援や施工のほか、運転開始後の電力運用の最適化サービスも提供することとなる。
チェコを本拠としてエネルギー関連システムの開発を手掛けるSecond Foundationは2023年に日本法人として「Trisolaris(トライソラリス)合同会社」を設立し、国内市場に参入した。その後、社名をSecond Foundation Japanに変更し、IQgと太陽光および蓄電所の開発を展開する日本オブノを2024年に設立した。
また、Second Foundation JapanおよびIQgとの提携を発表した際には、新潟県胎内市において2ヵ所の蓄電所を開発中であり、2026年冬の運転開始を目指していることも明らかにした。
リミックスポイントは12月9日に「中期経営計画(2027〜2029)」のエネルギー・ソリューション事業について公表しており、蓄電所20ヵ所以上を保有する計画である。また、今月初めには日本蓄電池と折半出資する合弁事業を通じて、2026年10月までに7ヵ所の蓄電所(各2MW/8MWh)を運転開始するための提携を結んだ。
近年、異なるノウハウを持つ企業が蓄電所事業で提携する事例が相次いでいる。サンヴィレッジと丸紅新電力は2025年7月に、蓄電所の一括支援サービスの提供を開始した。また、ウエストホールディングスは2025年11月、太陽光および蓄電池事業での協業を目的に、東芝エネルギーシステムズと業務提携を締結している。これらの動きは、蓄電所事業への関心が高まっていることを示している。
お詫び (2026年1月5日): 提携先およびIQgの出資元企業名に誤りがありましたため、訂正してお詫び申し上げます。