
系統用蓄電池.comを運営するライフワンは2月24日、ENEOSから系統用蓄電所の用地10ヵ所を取得したと発表した。4つの電力供給エリアにまたがり、総面積は約15,000㎡となる。
1ヵ所当たりの面積は、約600~3,100㎡。内訳は、東北エリア(宮城県1ヵ所・秋田県2ヵ所)、関東エリア(群馬県1ヵ所・茨城県3ヵ所)、中部エリア(愛知県1ヵ所)、九州エリア(鹿児島県2ヵ所)である。
各蓄電所の設備容量やスケジュールは公表されていないが、用地規模やライフワンの既存案件を踏まえると、それぞれ約2MW/8MWh程度の高圧蓄電所を開発する可能性が高い。
これに先立ち、2026年度下期から順次運転開始を予定しているライフワンの複数の蓄電所について、東京ガスと運用受託契約を2025年12月に締結した。東京ガスは、ライフワンの今後の新規開発案件についても、優先交渉パートナーとすることで合意しており、本案件のアグリゲーションを担当する可能性がある。
ライフワンは中古不動産のリフォーム事業などを展開する企業だが、近年は自社保有および売却を目的とした蓄電所の開発に事業領域を拡大している。一方、ENEOSはこれまでに、グループ会社のENEOS Powerに対し、特別高圧蓄電所の開発用地を提供している。