
(画像:ユーラスエナジー)
ユーラスエナジーホールディングス(以下、ユーラスエナジー)は3月10日、同社傘下の特別目的会社(SPC)であるユーラスエナジー野辺地が青森県で運営する「ユーラス野辺地ウインドファーム」(連系出力:50MW)のリプレース工事を同日開始したと発表した。既設発電所は2026年3月に営業運転を終了し、新たな設備は2029年4月の運転開始を予定している。
同発電所は2008年2月に運転を開始し、約18年が経過して設備の高経年化が進んだことから、設備の全面更新を実施する。EPC(設計・調達・建設)は、清水建設と関電工の共同企業体が担当する。新設設備では、Siemens Energy製の出力4.3MW風力タービンを12基導入する計画で、系統接続の制約により合計出力はリプレース前と同水準の49.9MWとなる見込みだ。
リプレース前は、スペインのGamesa Eolica製の出力2MW風力タービン25基が設置されていた。また、FIT価格22円/ kWhで稼働してきた。経済産業省の事業計画認定情報によると、本リプレース事業は2023年度にFIT価格13円/ kWhで認定を受けており、買取価格は20年間適用される。なお、運転開始時に同案件をFIPへ移行し、PPAを通じて電力を販売する可能性もある。
ユーラスエナジーは、国内で稼働中の陸上風力発電所42ヵ所・総出力1,311MWに出資している。今回のリプレース案件を含め、7案件・合計173MWを建設中である。直近では、岩手県の「ユーラス釜石ウインドファーム」と、秋田県の「ユーラス西目ウインドファーム」のリプレース工事を完了している。