
参入する(画像:ヒューリック)
1月28日付の日本経済新聞は、東証プライム市場上場で不動産開発などを手掛けるヒューリックが、今年中に系統用蓄電所事業に参入すると報じた。この報道は、同社が昨年半ばに発表した「統合報告書2024」において再エネ事業への参入計画を発表したことを受けたものである。
日本経済新聞によると、同社は今年、千葉県や静岡県などで約3ヵ所の系統用蓄電所の建設を計画している。また、2034年までに1000億円を投資する計画だと報じている。
「統合報告書2024」によると、同社は再エネ事業の参入に先立ち、RE100の達成に注力し、同社保有のビルで消費する電力を全て再エネで賄うことを目標としていた。RE100の達成が見えてきたことから再エネ事業への参入を決定し、最初の取り組みとして2023年末に系統用蓄電所事業への投資を実施した。
同社の動向は、成長分野である系統用蓄電所事業で、土地の確保や資金調達などにおいて不動産会社の強みを活用する同業他社の動きに続くものである。東急不動産はすでに系統用蓄電所を稼働させており、九州を拠点とするグランディーズや、関西を拠点とする和田興産は昨年、系統用蓄電所事業への参入計画を発表している。