
太陽光発電所の開発を複数進めている
パシフィコ・エナジー子会社のパシフィコ・エナジー富士三次合同会社は11月19日、同社が進めている最大90MW/AC、135MW/DCの「三次市糸井太陽光発電事業」(広島市三次市)の環境影響評価方法書を公表した。
環境影響評価方法書によると、同発電所は2030年2月下旬に商業運転を開始する予定で、発電所の建設は、2027年10月〜2029年12月に行われるという。
建設予定地は、2023年12月までゴルフ場として使われていた「富士三次カントリークラブ」の133haの土地である。同事業は、605Wの太陽光パネルが最大で約22,300枚設置される予定で、土地の約63%を占有する予定である。
パシフィコ・エナジーは現在、同発電所のほかに三重県津市と山口県周南市の少なくとも2つの100MW級の太陽光発電事業で環境影響評価を実施している。いずれもコーポレートPPAとFIP(フィード・イン・プレミアム)を活用して事業の収益化を行っていく予定で、三菱HCキャピタルと東銀リースによる開発資金ローンを活用する。