バンプージャパン、福島県に26MWの蓄電所を建設へ、2028年1月運転開始に向けて

2024年12月30日
会津若松蓄電所が完成すれば、福島県内最大の
系統用蓄電所となる見通しである

福島民友新聞は12月26日、再エネ開発事業を手掛けるバンプージャパンが福島県会津若松市大戸町に「会津若松蓄電所」(出力:26MW)を建設すると報じた。

同記事によると、2025年4月に着工し、2028年1月の運転開始を目指すとのこと。

同事業は大型コンテナに蓄電設備40基を設置し、約60億円の事業費を見込んでいる。また、経済産業省の2024年度「再生可能エネルギー導入拡大・系統用蓄電池等電力貯蔵システム導入支援事業補助金」に採択された27件のうちの一つで、福島県内では唯一採択された案件である。同補助金により、約19.5億円が交付される。

同事業のEPC(設計・調達・建設)の請負業者とアグリゲーターについては、現時点では明らかになっていない。

またバンプージャパンは、会津若松蓄電所とは別に、宮崎県で芙蓉総合リース、グローバルエンジニアリングと共同で実施する蓄電所案件についても経済産業省の同補助金により約20億円の採択を受けている。さらには、岩手県遠野市において「遠野松崎蓄電所」(出力:14.5MW)の蓄電所も開発中である。

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