
電力消費量の30%に相当する(画像:DMG森精機)
テスホールディングスは6月6日、子会社であるテス・エンジニアリングが工作機械などを手掛けるDMG森精機と締結したオンサイトPPAについて、契約容量全量の供給を開始したと発表した。
契約期間は20年間で、年間発電量は約17GWhを見込んでいる。これは、対象となるDMG森精機の各事業所の電力消費量の約30%に相当する。
今回のオンサイトPPAは、2022年8月から2025年2月にかけて、DMG森精機の2事業所の屋上に、5期に分けて太陽光発電所を設置した。両事業所には蓄電池も併設している。設備構成は以下の通り。
伊賀事業所(三重県伊賀市)
- 総出力:13.4MW/DC
- 第1期:5.4MW/DC(2023年2月供給開始)
- 第2期:5.2MW/DC(2024年4月供給開始)
- 第3期:2.8MW/DC(2025年2月供給開始)
- 年間発電量:約14.0GWh
- 蓄電池容量:1.0MWh
奈良事業所(奈良県大和郡山市)
- 総出力:約3.0MW/DC
- 第1期:354kW/DC(2024年1月供給開始)
- 第2期:2.6MW/DC(2024年11月供給開始)
- 年間発電量:約3.0GWh
- 蓄電池容量:600kWh
エネハブのデータベースによると、テス・エンジニアリングにとって今回のPPAは、運転中のオンサイトPPAとしては最大規模となる。なお、同社が東洋炭素との契約に基づき開発中の地上設置型太陽光発電所(出力:20MW/DC)が2027年6月に稼働すれば、それが最大規模となる見通しだ。
DMG森精機は、グループ全体で太陽光発電の導入を進める方針を示しており、2026年にはグループ企業マグネスケールの奈良事業所、2027年には新潟県長岡市の新拠点でも太陽光発電を開始する見込みだ。ただし、これらの発電所についてはPPAまたは自己託送の有無などの契約形態については現時点では明らかにしていない。