
(画像:津軽バイオマスエナジー)
廃棄物処理や再エネ事業を手掛けるタケエイは先月中旬、千葉県東金市に計画していたバイオマス発電所(出力:9.99MW)の建設を、安定した燃料供給が困難であるため再検討すると発表した。
同社は、2021年に同発電事業について具体的な検討を開始し、2024年頃の運転開始を見込んでいた。しかし燃料となるはずだった2019年の大型台風で倒れた木や地元の杉の確保の過程で、森林材の所有者による追跡調査や作業に想定以上の時間がかかると判明したと述べている。加えて、2021年のウッドショックによる影響もあったという。
タケエイによると、まずは千葉県内の森林再生事業に取り組み、安定的な燃料供給体制の確保を優先したうえで、改めて千葉県内で木質バイオマス事業の規模や立地について再検討する方針を示したが、具体的なスケジュールについては明らかになっていない。
同社は現在、東北で4ヵ所(各出力約7MW)、首都圏で2ヵ所(約7MWと約50MW)のバイオマス発電事業に出資している。