ゼネラル・オイスター、太陽光発電所の「転売事業」と「売電事業」に総額8億円投資へ

2025年11月20日
同社は2024年より再エネ事業に取り組んでいる

ゼネラル・オイスター(東証グロース上場)は10月31日、太陽光発電関連事業の拡大に総額8億円を投資すると発表した。投資額は、太陽光発電設備の「転売事業」と、同設備を自社保有して売電する「売電事業」に4億円ずつ振り分けるとしている。

同社は2024年1月、完全子会社のジーオー・ストアを通じ太陽光発電所の権利売買事業を行ってきたが、資金力および信用力の制約などにより、子会社だけでは大手企業との取引拡大という成長機会を十分に活かせていなかったという。この状況を打開するために、親会社のゼネラル・オイスターが直接資金を投入し、太陽光発電関連事業に本格参入することを決定した。

「転売事業」では、4億円のうち、2.5億円を2025年11月末までに投資する計画だ。出力約110kW(DCベースである可能性が高く、AC出力では50kW未満の低圧区分とみられる)の発電所を約30件、1件あたり約1,300万円で取得・開発し、粗利益率9%での転売を計画している。

「売電事業」では、4億円を投資し、約100kW規模の発電所を約33ヵ所開発する計画だ。1件当たりの投資は1,200万円で、初期段階では売電単価14円/kWhを想定。売電事業収入は運用期間30年で約11億円を見込んでいる。同社は自社保有施設の収益化手法について明言していないが、PPA(電力販売契約)による売電が想定される。

ゼネラル・オイスターは2000年に創業し、カキ(牡蠣)を主体とするレストラン「オイスターバー」の経営と、カキの卸売事業を展開している。2023年12月、中長期的な企業価値の向上を目的とし、新たに太陽光発電所の権利売買事業の開始を決定した。実施に当たっては同社の完全子会社ジーオー・ストアが担当することとなった。2024年度の連結売上高は約39億円で再エネ事業の売上はなく、期末時点の再エネ事業の総資産は約70億円だった。

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