
(画像:スターシーズ)
スターシーズは9月2日、香港の機関投資家であるLong Corridor Asset Managementが運用する複数のファンドと、投資家の高桑昌也氏を引受先とする第三者割当増資を発表した。
新株予約権は第5回から第7回まで3回に分けて発行され、調達額は最大26.8億円になる見込み。
今回の資金調達は、各回ごとに定められた当初行使価額で行使されることを前提にしており、16.8億円を系統用蓄電所事業の拡大に充て、残る約10億円をビットコインの取得に充てる予定だ。なお、下限行使の場合の調達額は12.3億円にとどまる。
スターシーズは2025年6月、日本エネルギー総合システムから愛知県豊橋市の蓄電所(2MW/8MWh)を取得。7月には同社と全国50ヵ所・合計100MW/400MWh規模の開発に向けた提携を締結し、8月には和歌山県紀の川市で2ヵ所の蓄電所(各2MW/8MWh)の開発に着手するなど、蓄電所事業の基盤構築を進めている。