サンヴィレッジ、エムエル・パワーと福井県で2MW/8MWh蓄電所を共同開発、2025年10月運転開始へ

2025年1月22日
サンヴィレッジにとって、北陸エリアで開発する
初めての蓄電所事業である(画像:サンヴィレッジ)

サンヴィレッジは1月20日、みずほリースの完全子会社であるエムエル・パワーと、福井県に2MW/8MWhの高圧系統用蓄電所を共同で建設・運営することを発表した。 

同蓄電所はサンヴィレッジが福井県越前市に建設し、2025年10月に運転開始予定である。また、容量市場、卸電力市場、需給調整市場での運用はエムエル・パワーが設立した合弁会社が行うという。 

サンヴィレッジは、これまで北関東を中心に系統用蓄電所の開発、建設を積極的に行ってきたが、北陸エリアでは初めての蓄電所事業となる。同社は2024年9月、中部エリアで同規模の蓄電所3ヵ所をJA三井リースに売却し、同蓄電所のEPC(設計・調達・建設)を担当することが決まっている。また、2024年11月には、台湾のHD Renewable Energyと関東エリアと中部エリアで系統用蓄電所13ヵ所を共同開発することを発表している。 

同社は「北関東にとどまらず全国各地で系統用蓄電所の開発と建設を進めており、今後250ヵ所(合計出力500MW)達成を目標に、再生可能エネルギーの普及に貢献してまいります。」と述べている。 

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