
(画像:日新電機)
日新電機は7月23日、サンシャイン九州本部が福岡県で開発を進めていた1.9MW/7.4MWh「飯塚蓄電所」が、2026年7月に運転を開始したと発表した。日新電機は同蓄電所に蓄電設備を納入した。
運用は非公表のアグリゲーターが担い、卸電力市場、需給調整市場、容量市場で取引する。需給調整市場では、一次から三次までの全区分に対応するとしている。
本件は、経済産業省の2025年度予算「再生可能エネルギー導入拡大・系統用蓄電池等電力貯蔵システム導入支援事業費補助金」の採択案件である。サンシャイン九州本部は、全国37件の採択案件のうち2件を獲得しており、補助金額はそれぞれ約1億1,900万円と約1億7,200万円だ。いずれも福岡県内の案件だが、今回運転を開始した飯塚蓄電所がどちらに該当するかは明らかにされていない。
日新電機は1917年に創業し、電力・環境システム、ビーム・プラズマ、装置部品ソリューションの分野を中心に事業を展開している。2007年に住友電気工業の連結子会社となり、2023年には完全子会社となった。
サンシャイン九州本部は1999年に設立され、これまで主に住宅用や産業用の屋根設置型や野立て太陽光発電システムの販売と施工を手掛けてきた。近年は、こうした太陽光関連事業者による系統用蓄電所事業への参入が複数確認されており、同社もその一社となる。