
ゴールドマン・サックス証券
9月6日、クリーンエナジーコネクトは約800ヵ所の低圧太陽光発電所のプロジェクト資金として109億円の資金調達を行なったと発表した。同事業には、グリーンプロジェクトボンドとメザニンローンを活用する。
調達した資金は、オフサイトコーポレートPPAを活用した合計約72MW(DC)のNon-FIT低圧太陽光発電所の開発・建設・運営に充てられ、年間76.1GWhの発電量を見込む。また、それによりCO2排出量を29,644t 削減できるという。
同プロジェクトの関係者は以下の通り。
- プロジェクト運営会社(借入人):合同会社CN太陽光4号(グリーンエナジーコネクトが出資する特別目的会社)
- アレンジャー:ゴールドマン・サックス証券
- 信託受託者:三菱HCキャピタル信託
- 信託ABL貸付人:朝日生命保険、常陽銀行、第一生命保険、八十二銀行、富国生命保険、北陸銀行
- メザニン貸付人:脱炭素化支援機構
同事業により、クリーンエナジーコネクトの累計資金調達額は518億円となる。
エネハブのPPAデータベースによると、クリーンエナジーコネクトはこれまでに少なくとも14件のコーポレートPPAを締結しており、契約容量は合計225MW(DC)を超える。これには、1件当たり70MW以上のAmazon、Google、NTTアノードエナジーとの契約も含まれている。