
イーレックスは1月9日、関東エリアにおいて、系統用蓄電所(2MW/8MWh)を建設すると発表した。
イーレックスが自社でアグリゲーションを担い、卸電力市場、需給調整市場、容量市場での電力取引を実施する予定だ。EPC(設計・調達・建設)は、グリーンエナジー&カンパニーの完全子会社であるグリーンエナジー・プラスが担当し、2025年12月26日に同蓄電所の工事請負契約を締結している。運転開始は2026年度第3四半期を予定。
本案件は、バイオマス発電および電力取引を中心としてきた事業から、アグリゲーション事業へと事業領域を拡大するイーレックスの新たな戦略の一環となる。これは、同社が2026年度第2四半期の運転開始を予定している、宮崎県串間市の系統用蓄電所(約2MW/約8MWh)に続くものとなる。
イーレックスは2025年10月、総合商社のサムスンC&Tジャパンと、日本国内における系統用蓄電池システム事業の共同開発に関する覚書を締結している。両社は、折半出資の合弁会社を通じて、全国規模での蓄電所案件の開発を進める方針。また、サムスンC&Tジャパンも宮崎県串間市で開発中の蓄電所への出資を予定している。一方で、今回発表された系統用蓄電所が、同覚書の枠組みに含まれるかどうかは明らかにされていない。