
再エネ事業を展開するアスリナ(旧ジー・スリーホールディングス)は3月12日、蓄電システムの導入支援などを手掛けるGP Energyと系統用蓄電所事業に関する業務提携を締結したと発表した。
本提携のもと、アスリナはエネルギー分野での豊富な設備供給実績を持つGP Energyから蓄電システムの供給を受ける。それとともに、設計、仕様検討、システム構成、試運転など技術支援の相互提供も進める方針だ。また、蓄電所事業の企画・開発・推進における連携や、アグリゲーションなど新たな事業モデルの共同検討も行う。
同社は、蓄電所事業を中長期的な成長の柱と位置づけている。そのためには、蓄電システム、PCS(パワーコンディショナー)、キュービクル、EMS(エネルギーマネジメントシステム)をはじめとする、システム全体の供給力と技術的知見を持つ企業との連携が必要不可欠としている。
同社は、2016年に太陽光発電事業へ参入し、主に高圧のFIT太陽光発電所の取得、開発、売却を展開してきた。2025年10月には、新たに蓄電所事業への参入を発表。熊本県で野村屋ホールディングスが開発中の「玉名郡長洲蓄電所」を取得するとともに、年間6件の蓄電所案件の取扱いを目標に掲げている。同社は2026年1月に系統用蓄電池事業部の新設を発表しており、最大11名体制とする予定だ。