アイ・グリッド、三菱UFJ信託とオンサイトPPA事業で協業へ、初期事業規模は50億円

2025年2月11日
アイ・グリッドは、これまでに1, 000ヵ所以上の施設でオンサイトPPAを開発した実績がある(画像:アイ・グリッド)

アイ・グリッド・ソリューションズ(以下、「アイ・グリッド」)と三菱UFJ信託銀行は2月7日、オンサイトPPA事業の推進に関する基本合意契約を締結したと発表した。

両社は、初期事業規模50億円を目処に開発を進める方針だ。アイ・グリッドはオンサイトPPAのアレンジメントと運営、関連する太陽光発電所の開発と保守を担当し、三菱UFJ信託銀行は事業のストラクチャー構築と資金調達を担当する。

同提携は、アイ・グリッドが推進するソーラーアライアンス事業の一環であり、企業や自治体との連携を通じて、各地域の脱炭素化をオンサイトPPAを中心に進めていくことが目的である。アイ・グリッドは、同事業の第一弾として、2023年2月にJA三井リースおよび農林中央金庫との提携を開始している。

アイ・グリッドは2025年1月末現在、1,113施設で合計275MWのオンサイトPPAを開発した実績を持つ。一方、三菱UFJ信託銀行は太陽光、風力、水力などの再エネ発電事業への出資を行っており、東京都との官民連携による80億円超の系統用蓄電所ファンドにも出資している。

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