
(画像出典:ヒュージモリ)
2024年8月、需給調整市場を運営する電力需給調整力取引所(EPRX)に新たに1社が加入し、取引所を脱退した取引会員はいなかった。8月末現在、同取引所の取引会員数は74社である。
新たに8月8日に加わったのは、ヒュージモリ商事で太陽光発電関連機器の製造・輸入・販売のほかに、太陽光発電所の開発・建設・O&Mも手掛けている。
EPRXへの加入とともに、同社は2024年10月に事業を開始する特定卸供給事業者(アグリゲータ)として経済産業省に届出を提出している。
需給調整市場は2021年4月に開設され、同年に大手電力会社9社の組合組織として設立された送配電網協議会が運営を行なってきたが、取引量の増加や市場の重要性の高まりを受け、2024年4月1日にEPRXが設立され、取引市場として法人化された。