関西電力、蓄電池事業の用地マッチングを行うGATESと提携、約1GWの開発目標に向けた取り組みの一環

2026年3月5日
関西電力は蓄電所事業の拡大を目指す

不動産投資プラットフォームを手掛けるGATESは3月2日、関西電力と系統用蓄電池事業における協業検討のため、業務提携基本契約(MOU)を締結したと発表した。

本提携は、GATESが有する不動産分野での用地選定や権利調整に関する知見と、関西電力が有するエネルギー事業に関する専門性を活かし、事業可能性について相互に検討を行う。

両社はMOUに基づき、次の4項目を検討する。①系統用蓄電池事業を想定した事業用地の探索、取得・情報共有、②候補地における技術面・法務面・事業面からの適正評価、③必要に応じた行政手続きに関する確認・助言、④事業モデル・役割分担。なお、本提携は非独占の取り組みであるため、特定の事業実施や土地取得を約束するものではない。

GATESは2012年に設立された。不動産投資のクラウドファンディングや産業用太陽光発電設備の販売を行っている。現在は、系統用蓄電池向けの権利付きの事業用地マッチングプラットフォーム「蓄託」を展開し、複数の企業と協議を進めており、本提携もその一環としている。

その一方で、関西電力は2025年に、系統用蓄電所の開発から運営までを包括的にサポートするワンストップ型のソリューションサービス「カン-denchi」の提供を開始した。蓄電所事業への参画を検討する顧客を対象に、事業化検討から開発・資金調達・運営の支援までを支援する。同社は、2030年代の早期に合計約1GW規模の案件開発の達成を目指している。

また、関西電力は本サービスに関連し、2025年12月にきんでんと蓄電所向けのO&M(運用・保守)事業を推進するための新会社「株式会社 K2-BatOM」を設立した。

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