
(画像:関西電力)
関西電力は1月23日、「高浜発電所」2号機(電気出力:826MW)を停止し、定期検査を開始すると発表した。2026年6月中旬に2号機の原子炉を再起動し、同月下旬に調整運転を開始した後、7月中旬に本格運転へ移行する見通しだ。
今回の定期検査で実施する主要工事としては、コイル絶縁性能が経年劣化傾向にある主変圧器について予防保全のために交換するほか、配管の超音波測定や蒸気発生器の渦流探傷検査などを行う。
高浜原発は福井県の最西端にある内浦半島の約235haの敷地に建設された4基の加圧水型軽水炉(PWR)から構成され、1974年から1985年にかけて運転を開始した。2025年9月から定期検査を実施していた1号機は同年11月に再稼働しており、現在は2号機を除くすべての原子炉が稼働している。
現在、同社の運転可能な原子炉は7基あり、停止しているのは高浜原発2号機のみだが、今後の日程によると、以下の3基の定期検査と一部期間が重複する見込みだ。
- 美浜原発3号機(電気出力:826MW) 2026年6月18日に停止予定
- 高浜原発3号機(電気出力:870MW) 2026年4月7日に停止予定
- 大飯原発4号機(電気出力:1,180MW) 2026年2月23日に停止予定
その結果、2026年前半から夏にかけて、関西エリアでは複数の原子炉が停止する期間が生じ、原発による供給電力が一時的に減少する見通しとなっている。
このほか、高浜原発1号機(電気出力:826MW)は2026年12月20日、高浜原発4号機(電気出力:870MW)は2026年10月21日、大飯原発3号機(電気出力:1,180MW)は2026年10月5日に、それぞれ定期検査のための停止を予定している。