
(画像:東電HD)
東京電力ホールディングス(以下、東電HD)は3月14日、新潟県の「柏崎刈羽原子力発電所」6号機(電気出力:1,356MW)で漏電を示す警報が発生したため、発電機を送電系統から切り離した。その後、3月22日に発電機を再起動し、送電できる状態にする並列操作を実施している。この影響で、営業運転再開時期を当初の3月18日から4月へと変更した。
6号機は、定格熱出力一定運転実施中の12日16時頃、発電機から地面へ微小な漏電を示す警報が発生し、原因を調査していた。安全を確保したうえで、翌13日18時25分に発電機を送電系統から切り離すことを決断した。調査を実施した結果、今回警報が発動した原委員は、電気を地面に逃がす装置と発電機を結ぶ電路が金属疲労により破損していたため、誤警報であったと推定された。
東京電力パワーグリッドのデータによると、23日22時20分には、電気出力の約80%に相当する1,071MWに引き上げ運転している。
6号機は、1月21日に約14年ぶりに再起動したが、制御棒の電動機制御盤の不具合により23日未明に停止。その後、2月9日に原子炉を再起動し、同月16日に一時的に発電を開始。最大時には1日あたり約32GWhの電力を供給していた。