東邦ガスと東京センチュリー、中部で計100MWの分散型電源を開発へ

2024年10月3日
東邦ガスは1年以内に再エネ電源取扱量を2倍に
する目標を立てている(画像出典:東邦ガス)

9月30日、東邦ガス東京センチュリーは合弁会社TTブラザーズ合同会社(出資比率50%ずつ)を設立し、分散型の非FIT太陽光発電所を中心に約100MW開発すると発表した。

同社は中部エリアを中心に開発を順次進める。東京センチュリーは連結子会社であるA&Tm*を通じて、発電所のO&Mおよびアセットマネジメントを委託する。

TTブラザーズの発電所で発電された電力および環境価値は、東邦ガスに全量売却され、東邦ガスはそれらを需要家に販売する。

東邦ガスは再エネ電源取扱量※※が2024年度末時点で約120MW、2025年度には250MWに引き上げることを目標にしており、再エネへの積極的な投資を行なっている。東京センチュリーは国内を中心に約915MWの再エネ電源の開発・運営を行なっており、筆頭株主は伊藤忠商事(保有比率:29.99%)である。

*A&Tm株式会社の株主:東京センチュリー (51%)、東京ガスエンジニアリングソリューションズ (39%)、京セラコミュニケーションシステムズ (10%)

**再エネ電源取扱量:国内外における電源開発・保有、FIT電源、調達を含む

電力市場に関わる最新のニュースをメールで毎週受け取りたい方は、ぜひエネハブのニュースレター(無料)にご登録ください。

その他の電力市場最新ニュース

月次レポート

電力市場&市場トラッカーのサンプル(過去号の完全版)をご希望の方は以下のフォームよりお知らせください。メールでお届けします。