
(画像出典:丸紅新電力)
8月7日、東京メトロは丸紅が100%出資する小売電気事業者の丸紅新電力と7月1日にバーチャルPPAを締結したことを発表した。
東京メトロは、固定価格買取制度(FIT)の認定を受けていない複数の非FIT小水力発電所で発電された電力に由来する非化石証書を丸紅新電力から調達する。合計約5MWの発電所から生み出される非化石証書は、年間約35GWh分に相当する。
同PPAにより、東京メトログループの年間CO2排出量の約4%にあたる、約13,650トンが削減される見通しである。
エネハブのコーポレートPPAデータベースによると、東京メトロは2023年4月に三菱HCキャピタルエナジーとの間で約750kWのバーチャルPPAを締結したことを発表し、本件が2件目のPPAである。一方、丸紅新電力はこれまでにもオフサイトPPAやバーチャルPPAを締結しているが、水力発電所を活用したPPAは本件が初めてである。