
(画像:山陽特殊製鋼)
山陽特殊製鋼は2025年12月23日、大阪ガスの完全子会社であるDaigasエナジーを通じてオフサイトPPAを締結したと発表した。
電力は、2025年12月19日に運転を開始した兵庫県姫路市にある太陽光発電所(出力:7.2MW)から調達し、年間約10GWhを姫路市にある本社工場で使用する見込みで、これは同拠点の電力消費量の約1%に相当する。
また、同社の本社工場では、Daigasエナジーが提供する太陽光発電サービス「D-Solar」を利用し、製品倉庫(5,600㎡)の屋上に太陽光パネル(設備容量:512.4kW)を設置。2024年7月よりオンサイトPPAにより、運転を開始した。これにより、倉庫および本社事務所の年間電力消費量を上回る約600MWh/年の電力利用が可能となっている。
発表によれば、今回のオフサイトPPAを含めると、再エネ電力は本社工場の電力消費量の約6%に達するとしている。
山陽特殊製鋼は、1933年に創業し、軸受鋼の製造を強みとして発展してきた。2019年に日本製鉄の連結子会社となった後、2025年4月に同社の完全子会社となった。現在は、日本製鉄グループの中核的な企業としてカーボンニュートラルの実現に向けて積極的に取り組んでいる。
同社は2030年度までに、自社が排出する温室効果ガスのうち直接的に排出する「スコープ1」および間接的に排出する「スコープ2」を2021年度比で42%以上削減、材料の調達や販売後に排出される「スコープ3」を同25%以上削減することを目標としている。