北海道千歳市に25MWの蓄電所、三菱HCキャピタルエナジーとサムスン物産が開発へ

2024年8月7日
北海道千歳市における25MWの蓄電所は、2027年に運転を開始する(画像出典:三菱HCキャピタルエナジー)
 

三菱HCキャピタルエナジーと韓国のサムスン物産は2024年8月6日、北海道千歳市に建設する系統用蓄電池事業に関する合弁契約を締結したと発表した。同事業は、三菱HCキャピタルエナジーにとって初めての系統用蓄電池事業である。

北海道千歳市上長都に建設する出力25MW、容量50MWhの蓄電所は、三菱HCキャピタルエナジーが90%、サムスン物産が10%出資する特別目的会社 (SPC) の上長都ひかり蓄電合同会社が所有・運営する。三菱HCキャピタルエナジーが開発主体となりプロジェクトマネジメントを行い、サムスン物産はエンジニアリングを担う。

同蓄電所の建設は2025年4月に開始し、2027年1月に運転を始める計画である。運転開始後、三菱HCキャピタルエナジーは、蓄電池の運営と卸電力市場、容量市場、需給調整市場での電力取引を大阪ガスに委託する予定である。

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