中部電力、あつみ第二風力発電所の環境影響評価手続きが完了、2025年5月から着工予定

2025年1月23日
中部電力は直接運営する発電所のほか、グループ会社の
シーテックを通じて再エネ事業を行なっている
(画像:中部電力)

中部電力は1月20日、愛知県田原市に建設を予定している「(仮称)あつみ第二風力発電所」(出力:21MW)の環境影響評価手続きを完了したと発表した。

同事業の「環境影響評価書」について、同社は2024年12月18日に経済産業省から変更がない旨の確定通知を受け取り、これから事業を開始することが決まった。

同社が経済産業省や関係自治体に提出した文書によると、同発電所は4.2MWの風力タービン5基を設置する計画である。着工は2025年5月、運転開始予定は2027年11月とされている。 

あつみ第二風力発電所は、2023年9月に運転を開始した「あつみ風力発電所」(出力:7.4MW)に続くもので、東京電力の完全子会社の東京電力フュエル&パワーと中部電力が折半出資しているJERAが所有する「渥美火力発電所」(出力1.4GW)の敷地内に建設される。また、中部電力はあつみ風力発電所の他に、2010年と2011年の2期に分けて運転を開始した御前崎風力発電所(出力:22MW)を所有している。

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