リニューアブル・ジャパン、非FIT太陽光発電所の保有量が25MWを超える

2024年8月16日
同社が国内で保有する発電所の大半は、太陽光発電所である(画像出典:リニューアブル・ジャパン)

8月14日、太陽光発電所などの開発や運用・保守(O&M)を行い、東急不動産ENEOS関西電力などが出資するリニューアブル・ジャパンは、上期決算の中で非FITのポートフォリオが25MWを超えたと発表した。固定価格買取制度 (FIT) の認定を受けている発電所のポートフォリオは、昨年末に比べてわずかに減少したものの、FIT・非FITを合わせると、11.1MW増加した。

同社は、稼働済みのFIT太陽光発電所とフィード・イン・プレミアム(FIP)などの非FIT発電所のポートフォリオについて以下の通り、実績と計画を報告している。

稼働済みの太陽光発電所の保有量

 2023年12月2024年6月2024年12月
  FIT発電所  298.4 MW292.4 MW288.7 MW
  非FIT/FIP発電所  8.8 MW25.9 MW50.0 MW

FIT太陽光発電所については、年末に向けて当面は300MW前後を維持することを目標にしており、非FIT太陽光発電所については年末までに現在のポートフォリオの2倍にあたる50MWにする計画だ。直近では、今年5月に石川県で1.8MWの非FIT発電所が稼働を開始している。
 
発表によると同社は現在、東北、中部、九州で太陽光発電所をそれぞれ1件ずつ開発しており、中部では風力発電所を1件、東北では水力発電所を1件、開発中の案件を合計すると72.3MWの再エネ発電所が開発中である。

エネハブのコーポレートPPAデータベースによると、同社は昨年安田不動産と2.7MWのオフサイトコーポレートPPAを締結しており、東京都内にある安田不動産が運営管理する建物2棟に電力を供給する。

電力市場に関わる最新のニュースをメールで毎週受け取りたい方は、ぜひエネハブのニュースレター(無料)にご登録ください。

その他の電力市場最新ニュース

月次レポート

電力市場&市場トラッカーのサンプル(過去号の完全版)をご希望の方は以下のフォームよりお知らせください。メールでお届けします。