
(画像:ユーラスエナジー)
ユーラスエナジーホールディングス(以下、「ユーラスエナジー」)と八千代グリーンエナジーは1月19日、折半出資の合同会社YTS-Solarを通じて、高圧太陽光発電所を開発すると発表した。発電された電力は、ユーラスエナジーの親会社であり、アグリゲーターとなる豊田通商によりコーポレートPPAを通じて供給される。
両社は、関東地方を中心に1MW未満の高圧太陽光発電所28ヵ所・計約8MWのバルクスキーム(複数の発電所を同時並行で開発し、大規模な発電容量を確保する仕組み)による開発を進め、2026年4月以降、順次運転を開始する予定。豊田通商は、環境価値を需要家に供給し、小売電気事業者に電力を供給する見込みだ。
PPAの詳細な内容については、明らかにされていない。経済産業省のデータによると、ユーラスエナジーおよびその子会社であるユーラスグリーンエナジー、さらに八千代グリーンエナジーの親会社である八千代エンジニヤリングは小売電気事業者の登録を受けており、PPAによる電力供給や豊田通商からの電力購入後に、自社の電力小売事業を通じて再販売することができる。
ユーラスエナジーは、国内で1.2GW以上の風力発電、735MW以上の太陽光発電、50MWのバイオマス発電を含む、合計約2GW以上の稼働中の発電所を保有している。近年は系統用蓄電所の開発も手掛けている。同社の太陽光発電所の多くは、元々豊田通商の完全子会社であったテラスエナジーが保有していたもので、2025年4月にユーラスエナジーとテラスエナジーは経営統合した。
一方、八千代グリーンエナジーは主に太陽光発電所の開発を手掛けてきた。経済産業省のデータによると、2025年12月末時点で、同社はFIT制度下で稼働中の発電所8ヵ所(合計出力:4.7MW/DC、4.2MW/AC)を保有しており、さらに、関東エリアを中心に13ヵ所(合計出力:6.0MW/DC、4.3MW/AC)が開発中である。