
参入した
先月末、化粧品の卸事業と太陽光発電所の開発を行なっているフォーシーズHDは関東エリアに太陽光発電所13件、合計8.78MW(DC)を開発し、他社に売却する計画を明らかにした。
13件のプロジェクトのうち12件は648kW、1件は1MWの発電所である。同社は、いずれの発電所についても発電所の建設に関する許認可、発電所設備の仕様や設計の助言、工事の進捗管理、発電所の完成確認等のコンサルティング業務を行う。
648kWの太陽光発電所12件については、土地の利用権の売買契約を2024年11月下旬に締結したのちに、発電所の開発を行い、2025年2月末に売却先の企業に引き渡しを行う予定である。1MWの太陽光発電所についても同様のプロセスを経て、2025年12月末に発電所の引き渡しを行うという。
同社は2024年5月に再エネ事業への参入を発表し、今後2年以内に48MWの開発を目指している。2024年6月下旬には、関東にある第一号となる3.3MWの太陽光発電所の土地の利用権を取得し、翌月末には太陽光発電所の建設を行う株式会社エコ革に売却した。
フォーシーズHDは前述のプロジェクトのほかに、今年7月〜8月にかけて取得した土地で約1.0〜1.8MW規模の太陽光発電所5件、合計6MWの開発を進めている。