
(画像:バンプージャパン)
バンプージャパンは11月5日、福島県会津若松市で開発中の「会津若松蓄電所」(26MW/109MWh)向けに、バンコック銀行東京支店から19.3億円の融資を受けたと発表した。
資金は、同社のSPC(特別目的会社)である会津若松バッテリー事業合同会社を通じて調達したもので、バンプージャパンにとって国内で初の系統用蓄電所向けプロジェクトファイナンスの案件となる。
蓄電システムはパワーエックス製を採用し、2028年の運転開始を目指す。建設費の一部として、経済産業省の2024年度補正予算「再生可能エネルギー導入拡大・系統用蓄電池等電力貯蔵システム導入支援事業費補助金」から約19.5億円が充てられる見込みだ。
同社は、「蓄電池プロジェクトへの資金調達の確保により、当社事業の力強い成長に対する市場からの信頼が高まります。この達成は、テクノロジー・金融・持続可能性の調和を体現するものです。」と述べている。
バンプージャパンは、国内における蓄電池事業の拡大を重要戦略と位置づけ、2030年までに1GWh以上の開発を目指している。これには、グローバルエンジニアリングと共同開発し、2025年6月に岩手県遠野市で運転開始した「遠野松崎蓄電所」(14.5MW/58MWh)のほか、宮崎県での案件(26MW/109MWh)および総合物流企業の上組と共同開発中の「東京都海の森蓄電所」(2MW/8MWh)が含まれている。現在開発中の宮崎県および東京都の案件は、いずれも2028年に運転開始する予定である。