テスHD、九州の太陽光4ヵ所で蓄電池併設工事を完了、FIPで運転開始

2025年11月4日
テスHDは先行してFITからFIPへの移行を進めている
(画像:テスHD)

テスホールディングス(以下、「テスHD」)は10月20日、子会社が保有する九州の太陽光発電所4ヵ所において蓄電池を併設する改修工事を完了し、うち3ヵ所でFIP制度のもとでの運転を開始したと発表した。残る1ヵ所についても2025年12月以降に運転を開始する予定である。

各発電所にはHuawei製の蓄電システム(約1.5MW/5.8MWh)が設置され、アグリゲーションはテス・エンジニアリングなどグループ会社が担う見通しである。

4ヵ所の発電所は、いずれも鹿児島県に所在しており、2013年度に36円/kWhでFIT認定を受け、2036〜2040年の間に順次、契約満了を迎える予定であった。

  • 鹿児島市:「プライムソーラー3合同会社」所有(出力:2.3MW/DC、1.5MW/AC)
  • 鹿屋市:「合同会社T&Mソーラー」所有(出力:2.1MW/DC、1.5MW/AC)
  • 湧水町:「合同会社T&Mソーラー」所有の2案件(出力:1.8MW/DC、1.5MW/AC および 2.1MW/DC、1.5MW/AC)

テスHDは契約満了に先立ち、湧水町の1案件について、関西電力グループのアグリゲーション事業会社であるE-Flowと連携し、2025年6月からFIPでの運転を開始している。同社はエネハブの取材に対し、当該案件がE-Flowとの連携のもと、太陽光発電所単独でのアグリゲーション運用を開始していることを明らかにした。さらに、2025年12月以降は蓄電池を併設した運転を開始する計画であるという。

九州エリアでは、出力制御の増加により売電収益の低下が進むなか、蓄電池を併設して収益性を維持・向上させる動きが広がっている。テスHDもその一社であり、2030年度までに、計113MW分の太陽光発電設備に蓄電池を併設し、順次FIPへ移行する方針を示している。

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