
(画像:テスホールディングス)
テス・ホールディングスは9月24日、連結子会社であるテス・エンジニアリングが、大和エナジー・インフラ傘下のSPC(特別目的会社)であるDEIバッテリーファンドベータ向けに、系統用蓄電所のEPC(設計・調達・施工)を受注したと発表した。
受注金額は約130億円で、2028年4月の納入を予定している。
特定の開発要件が満たされなかった場合には、DEIバッテリーファンドベータは請負契約を解除することができる。その他の詳細は明らかにされていない。
テス・エンジニアリングと大和エナジー・インフラは、2025年2月に系統用蓄電所の開発に関して業務提携を締結した。両社は、提携開始から3年以内に、2GWhの蓄電所を開発する計画を掲げており、今回の案件はその一環として実施されたものである。
すでに4月には、熊本県錦町の蓄電所(出力:24.9MW/100.3MWh)に関して約40億円のEPC契約を締結しており、2027年12月の完工、2028年の運転開始を目指している。