
(画像:スマートエナジー)
スマートエナジーは3月5日、再エネ電源および蓄電池のアグリゲーション事業を担う完全子会社の「スマートエナジーサーキュラー」を設立したと発表した。
同社は、太陽光発電所や系統用蓄電所など分散型電源の集約や最適運用のほか、発電量予測や発電計画の作成、各市場での電力運用や相対取引などを担う。また、FITからFIPへ移行する際の蓄電池併設を含む事業計画を作成する。
親会社のO&M(運用・保守)事業や新電力事業で蓄積した知見を活かして、発電事業者の運用負担を軽減し、発電所の収益性と運用の安定性を高める。
スマートエナジーは2007年に設立。太陽光・風力発電所のO&M最大手で、2026年1月時点で4,830MWの太陽光O&Mサービスの実績を有する。2025年2月には、新たに蓄電池のO&Mサービスを開始した。こうした第三者保有の発電所へのサービス提供に加え、2024年7月にはSMFLみらいパートナーズと共同で低圧太陽光400ヵ所を取得した。また、2025年8月にはNCSアールイーキャピタルと共同で、既設の小規模太陽光発電所を集約し、維持管理・運用する事業を開始している。
近年、再エネの開発や保有を手掛ける企業が、アグリゲーション事業へと領域を拡大する動きが広がっている。その一例として、グリーンエナジー&カンパニーがアグリゲーションシステムの開発を計画中だ。そのほか、海帆がどんぐり電力の株式を取得し、外注していた発電予測やインバランス管理などのアグリゲーションをグループ内で行う方針を公表している。