再利用した蓄電システム Bluestorageを採用する
（画像出典：シナネン）
7月31日、エネルギー商社のシナネンは系統用蓄電池事業に参入すると発表した。千葉県に建設する1 MW（定格容量：5.3 MWh）の蓄電所は、シナネンホールディングスの子会社のミライフの千葉支店旭店の敷地内に建設し、2025年7月に運転を開始する予定。来年2月から建設工事を始める。
蓄電所の開発はシナネンのスマートエネルギー開発部が担当し、三菱電機システムサービスが建設と施工を行う。蓄電池は、伊藤忠商事から供給されるリチウムイオン電池を採用する。
同事業は、東京都の「系統用大規模蓄電池導入促進事業助成金」の採択を受け、助成金の交付先であるシナネンの子会社である、太陽光サポートセンターが蓄電所を所有し、運営する。
シナネンは蓄電所の電力を容量市場、需給調整市場、卸電力市場等で取引することを想定している。
