
使用する(画像出典:サンヴィレッジ)
11月11日、サンヴィレッジは台湾のHD Renewable Energy(以下、HDRE)と高圧の系統用蓄電所13ヵ所を共同開発することを発表した。
プロジェクトは関東エリアと中部エリアで、それぞれ定格出力2MW、定格容量8MWhの系統用蓄電所を開発する予定である。蓄電池は、SUNGROW製のPower Titan蓄電システムを使用する。2025年7月から順次蓄電所を連系する予定で、アグリゲーターは現時点では未定である。
サンヴィレッジは今年9月に、中部エリアで開発中の蓄電所3ヵ所をJA三井リースに売却し、同事業のEPC(設計・調達・建設)を引き続き担当している。また、HDREは昨年日本の電力市場に参入し、太陽光発電や蓄電所プロジェクトの開発を行なっている。昨年開催された長期脱炭素電源オークションでは、蓄電所プロジェクト2件、合計100MWを落札している。