
(画像:東京センチュリー)
カナデビア、伊藤忠商事、東京センチュリーは3月25日、青森県六ヶ所村において最大出力64.5MWの「むつ小川原風力発電所」を、3月2日に運転開始したと発表した。なお、系統接続の制約により、連系出力は57MWに制御される見込み。
同発電所は、3社が共同出資するSPC(特別目的会社)むつ小川原風力を通じて保有し、年間発電量は約180GWhを見込む。経済産業省の事業計画認定情報によると、2014年度に20kW以上の陸上風力発電を対象としたFIT価格22円/kWhで認定を取得している。
むつ小川原風力発電所は、出力4.3MWの風力タービンを15基設置している。カナデビアがEPC(設計・調達・建設)を担当し、2023年着工、2026年2月に完工した。また、同社は約20年間の運転管理とメンテナンス業務も請け負っている。
カナデビアは、2011年に環境影響評価準備書を提出。2019年には伊藤忠商事と折半出資でSPCのむつ小川原風力を設立した。同SPCは2021年に環境影響評価手続きを完了。その後、2024年に東京センチュリーが本事業に20%出資し、カナデビアと伊藤忠商事はそれぞれ40%ずつ保有している。
むつ小川原風力は、プロジェクトファイナンスによる融資契約を締結し、三菱UFJ銀行が主幹事を務め、日本政策投資銀行が副幹事を担当した。
カナデビアはこのほか、主に風力タービン1基で構成される陸上風力発電所12件・計22.1MWを保有している。