
8月19日、太陽光発電所の開発を行うウエストホールディングスは、AI技術を活用した蓄電池制御最適化システムの開発を行うグリッドと系統用蓄電所の開発と運用に向けた業務提携契約を締結したことを発表した。2027年度までに800MWhの系統用蓄電所を開発する。
両社は、1.99MW(AC)/容量8〜10MWhの系統用蓄電池を中心に開発を行う。ウエストホールディングスは用地の選定から設計、建設、工事を行い、グリッドは蓄電池の運用の最適化を行う。
両社は第一号案件として、山口県長門市に系統用蓄電所(1.99MW(AC)/容量10MWh)を建設し、2025年3月の稼働を目指すことも併せて発表した。
昨年8月、ウエストホールディングスはパワーエックスと系統用蓄電所の開発に向けた業務提携契約を結んでおり、同業務提携では2025年春までに合計200MWhの系統用蓄電所の開発を目指していることが発表された。また、ウエストホールディングスは2025年10月までに広島県安芸高田市に34MWhの系統用蓄電所を建設することを昨年末に発表しており、蓄電所の開発を急ピッチで進めている。