アジア航測、系統用蓄電所事業へ参入、北海道に1.5MW/4MWh蓄電所を運転開始

2025年3月17日
アジア航測は、主に発電所の適地選定から発電所の
設計までを強みとしている(画像:アジア航測)

アジア航測は3月11日、北海道南幌町で系統用蓄電所「南幌蓄電所」(1.52MW/4.06MWh)の運転を3月1日に開始したと発表した。

同社は、航空測量をはじめとする空間情報の測量サービスを提供する企業であり、これまで自治体や企業向けに脱炭素計画の策定や再エネ事業化のコンサルティング業務も手掛けてきた。

今回、同社は新たなビジネスモデルの一環として蓄電所事業に参入。南幌蓄電所はその第一号案件であり、蓄電所の運用の遠隔監視は、グローバルエンジニアリングが担当する。

南幌蓄電所は、一般的な2MW/8MWhの蓄電池システムに比べて出力が小さく、時間容量も2時間半程度と比較的短い。そのため、同社は蓄電所の導入や余剰電力の活用を通じて電力需給の安定化に向けたノウハウを蓄積し、今後のコンサルティング事業に役立てることが期待される。

アジア航測はこれまでにも、太陽光、陸上・洋上風力、小水力、木質バイオマス、地熱発電など、再エネの適地選定や許認可申請、測量・地質調査、環境影響評価などのサービスを提供してきた。また、航空レーザ計測技術などの専門技術を用いて、河床や海底の地形調査を行い、再エネ発電所の事業化を支援してきた。

今回の系統用蓄電所事業への参入は、同社の再エネ事業のさらなる拡大に向けた新たな一歩となる可能性がある。

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