
太陽光発電事業に出資している
みずほリースと太陽生命保険(以下「太陽生命」)は11月29日、みずほリースの特定目的会社(SPC)であるMIRAI POWER1号合同会社を通じた10年間の融資契約を締結したことを発表した。
同融資は、環境改善効果が定量的に観測できるグリーンプロジェクトを対象にしたローンである。融資額は明らかになっていないものの調達した資金は、太陽光発電事業に充てられるとのこと。
みずほリースは、2023年3月にMIRAI POWER1号を通じて太陽光発電所への出資を発表し、青森県上北郡の上北六ケ所太陽光発電所(71MW)、茨城県高萩市の高萩安良川太陽光発電所(32MW)、三重県鳥羽市の鳥羽太陽光発電所(25MW)にそれぞれ50%出資している。
同年9月には、三重県津市の津白山太陽光発電所(23MW)と熊本県球磨郡の球磨錦町太陽光発電所(13MW)の2ヵ所の事業に出資参画し、出資持分はそれぞれ100%であることが発表された。また、同SPCは2024年3月にも、三重県松阪市の松阪太陽光発電所(35MW)に100%出資することが発表され、太陽光発電事業を積極的に行なっている。
これらにより、MIRAI POWER 1号の太陽光発電プロジェクトは合計199MWにのぼり、持分発電容量は合計135MWに達している。