
充てるという(画像:リニューアブル・ジャパン)
リニューアブル・ジャパン(以下「RJ」)は11月25日、熊本銀行が提供する私募債により、5億円の資金調達を行ったことを発表した。私募債の期間は、3年間である。
RJは、2021年の同日に熊本銀行に売却した5億円の3年債の満期に合わせて今回新たに発行した。同社は、新たに調達した資金を国内の太陽光発電所の事業資金に充当する計画であることを発表している。
RJは、固定価格買取制度 (FIT) のもとで太陽光発電所を約300MWと非FIT発電所を約30MW保有している。その他にも、国内における風力・水力発電事業や海外における発電事業を行っている。また、発電所のO&M(運用・保守)サービスを行う大手企業として、2GW以上の管理実績を持つ。
現在、RJは株式上場しているが、東急不動産は今月初め、同社の上場廃止を前提とした株式の公開買い付けを実施する予定で、連結子会社化すると発表した。また、子会社化後、現在のRJの社長である眞鍋氏に同社の株式の一部を売却するマネジメント・バイアウトの計画が明らかになっている。