
開発している(画像出典:スマートソーラー)
先月、スマートソーラーは栃木県野木町に建設予定の1.99MW/8.1MWh系統用蓄電所のアグリゲーターとしてSecond Foundationを選定したと発表した。
同契約の一環として、チェコのSecond Foundationは、主にJEPX(日本電力取引所)や需給調整市場において電力取引を行う。スマートソーラーは、同発電所の開発に加え、EPC(設計、調達、建設)およびO&M(運用、保守)を担当する。同系統用蓄電所の運転開始日は明らかになっていない。
スマートソーラーによると、「Second FoundationはAIを活用した分析とアルゴリズムトレーディングによる効率的なオペレーションを得意とし、ヨーロッパでの十分な実績を有しております。今後、当社のミッションである「太陽光と蓄電池による安全なクリーンエネルギーを化石由来電源よりも安価に皆さんに届ける」為に、様々な共同プロジェクトを行ってまいります。」とのコメントを発表した。
チェコの日本法人であるSecond Foundation Japanは、経済産業省のもとで小売電気事業者の登録と特定卸供給事業者の届出がされている。2024年7月には、Second Foundationが再エネの開発やサービスを提供するIQgに出資し、日本国内でのプレゼンス拡大を目指して太陽光や蓄電所プロジェクトの開発を進めるための合弁会社を設立した。