
により、1.5MW増強される(画像出典:電源開発)
10月28日、電源開発は長山発電所2号機(高知県安芸郡)のリパワリング工事を完了し、営業運転を再開した。今回のリパワリング工事は、18.5MWから19.25MWに更新し、同社は2025年には同発電所の1号機のリパワリング工事を行う計画である。
1号機については、2025年1月にリパワリング工事に着工し、同年10月の運転再開を目指す。1号機のリパワリング工事が完了すると、同発電所の総出力は38.5MWとなり、2号機のリパワリング工事前に比べると出力が1.5MW増えることになる。
同社は2023年10月末に2号機のリパワリング工事を発表した際、「水車や発電機等の主要設備を一括で更新し、設備の信頼度向上と合理化・省力化を図ります。」と述べた。また、「最新設計による高効率な水車や発電機を採用することとあわせ、将来的には最大使用水量を増加する計画である」と説明した。長山発電所は、1960年の運転開始から60年以上が経過してることを踏まえて、リパワリング工事が行われている。