
船木太陽光発電所の建設を開始した(画像出典:EEMJ)
10月28日、X-Elioは開発中の14MW太陽光発電所(山口県宇部市)について、エンジー・エナジー・マーケティング・ジャパン(以下:EEMJ)とバランシングサービス契約を締結したと両社が発表した。
ENGIE Global Energy Management & Salesはビジネス特化型SNSのLinkedInにおいて「電力の現物取引の専門知識を持つEEMJは、X-ELIOの価格リスクを管理し、再エネ電力の収益を確保するための戦略的なサポートを行なっていきます。」と述べた。また、X-ELIOは「本契約により、JEPXにおける需給調整リスクの管理と収益を確保をしていきます。」とのコメントを発表した。
同太陽光発電所の運転開始時期は明らかになっていないが、X-ELIOは2024年5月に発電所の建設を開始している。
電力広域的運営推進機関と資源エネルギー庁のデータによると、同発電所所はX-Elio 19合同会社が開発しており、2022年5月から6月にかけて行われた「太陽光第12回FIP入札」において9.99MW(AC)を9.85円/kWhで落札した。その後、2023年1月5日にFIPの認定を受けている。
X-ELIOは国内で350MW以上の太陽光発電プロジェクトを開発し、2024年5月の時点で150MW以上の太陽光発電所と蓄電所プロジェクトを開発中であることを公表している。