
参入する(画像出典:おんさき、CC BY-SA 3.0)
関西を中心に新築分譲マンションを販売する和田興産は先週、同社初となる系統用蓄電所「丹波篠山幡路蓄電所」の開発計画を明らかにし、電力取引事業に参入すると発表した。
同蓄電所は、定格出力1.999MW/定格容量7.40MWhであり、兵庫県丹波篠山市の約744m2の敷地に建設するという。運転開始時期は、2025年7月の予定である。
発表によると、同蓄電所の充放電の判断と電力の市場取引は関西電力の100%子会社であるE-Flowが担当する。蓄電所の設計、調達、建設 (EPC)を担当する企業は明らかになっていない。
E-Flowは先月中旬、卸電力市場や容量市場に加えて、系統用蓄電所を活用して需給調整市場で電力取引を開始したと発表したばかりである。