
(画像出典:グリッド)
2024年9月、需給調整市場を運営する電力需給調整力取引所(EPRX)に新たに2社が加入し、取引所を脱退した会員はいなかった。9月末現在、同取引所の会員数は76社である。
新会員は、以下の通り(括弧内の日付は加入日)。
- 株式会社グリッド(2024年9月10日)
- 株式会社再生可能エネルギー推進機構(2024年9月12日)
グリッドは、2009年に創業したAI技術を用いてDXを推進するベンチャー企業であり、再生可能エネルギー推進機構は特定卸供給事業者(アグリゲーター)として電力を新電力に卸している企業である。
需給調整市場は2021年4月に開設され、同年に大手電力会社9社の組合組織として設立された送配電網協議会が運営を行なってきたが、取引量の増加や市場の重要性の高まりを受け、2024年4月1日にEPRXが設立され、取引市場として法人化された。