
女川原発2号機は、当初計画されていた9月から2カ月遅れて、2024年11月頃に再稼働する見込みであると、東北電力が7月18日に発表した。
5月27日に、同2号機の安全対策工事を完了したことを受けて、原子力規制庁による検査を6月に受けた。この検査で、安全対策工事のために建設した仮設の建物3棟について地震の影響評価を実施していなかったことが確認され、原子力規制庁は東北電力に同評価の実施を求めていた。
評価の結果、仮設の休憩所2棟と倉庫1棟が地震の影響で道路をふさぐ可能性があると判断した東北電力は建物を撤去するため、再稼働の時期を2ヶ月遅らせる。再稼働時期の見直しは、今回で3回目となる。