
みずほリースは1月26日、完全子会社であるエムエル・パワーが広島県三次市に「三次蓄電所」(10MW/40MWh)を建設すると発表した。
同蓄電所は、同市の東酒屋産業用地内に立地し、2029年度中の運転開始を予定している。経済産業省の2024年度予算「再生可能エネルギー導入拡大・系統用蓄電池等電力貯蔵システム導入支援事業費補助金」に採択され、対象となる設備費の最大2/3をカバーする補助金として、約11.9億円の交付を受ける。
三次市は2025年6月、同産業用地内4,118㎡に系統用蓄電所を建設するため、エムエル・パワーと立地協定を締結したと発表している。市の資料によると、同社は当該用地を1㎡当たり8,000円、総額約3,300万円で取得することを予定していたことが分かっている。
同蓄電所は、エムエル・パワーがこれまで参画してきた複数の高圧系統用蓄電所に続くものとなる。これまでの複数案件の中には、東北電力との共同開発による、群馬県伊勢崎市の「韮塚蓄電所」(1.96MW/7.46MWh)と前橋市の「小角田蓄電所」(1.99MW/7.40MWh)、埼玉県熊谷市の「弥藤吾蓄電所」(1.96MW/7.46MWh)の3件や、福井県越前市でサンヴィレッジと共同開発した高圧系統用蓄電所(2MW/8MWh)、ならびに佐賀県武雄市で大阪ガス、JFEエンジニアリング、九州製鋼と共同開発した「武雄蓄電所」(2MW/8MWh)が含まれる。また、前述した経産省補助金の2025年度予算で、中国電力および中電工との共同開発で約26.5億円の交付も受けている。